生理前 症状の原因と対処法


生理前にこんな症状がありませんか?

生理前の症状にはさまざまな種類がありますが、下のような症状がありませんか?

 

体のトラブル

頭痛、強烈な眠気・不眠、肩こり、便秘・下痢、胸が張る、過食・拒食気味、味覚の変化、腰痛・下腹部痛、むくみ、疲れやすい・だるい、冷え症、肌あれ・湿疹、おりもの、吐き気・嘔吐、多汗、にきび・脂性、めまい、耳障り、関節痛、のぼせ・ほてり、体重増加、のどの違和感・・・など。

 

心のトラブル

  • 理由もなく憂鬱になる
  • 涙もろくなる
  • イライラしやすくなる
  • 性欲が以上に増進・減退する
  • 感情的になりやすくなる
  • 集中力・判断力が低下する
  • 衝動買いをしやすくなる
  • 情緒不安定になる
  • 否定的・悲観的になる
  • 家族や友達、恋人とケンカしやすくなる
  • 子どもにあたってしまう
  • 人付き合いが面倒くさくなる・・・など。

 

思い当たる症状はありましたか?女性なら、「あぁ、ある!」と思った人が多いと思います。
自分でもなぜそんな風になるのか分からないと思っていた言動や症状にピタっと当てはまった人も多いと思います。

 

もし、毎月生理前にだけこのような症状が出るのであれば、それはPMS(月経前症候群)の可能性が高いです。
また、もしこの中で思いあたるものがいっぱいあって、日常生活に支障をきたすほどの症状が出ている場合は、早めに婦人科や女性外来へ相談することをオススメします。
特に、「心のトラブル」の症状が極めて強く出るのであればPMDD(月経前不機嫌性障害)と診断されることがあります。

 

 

PMSとは?

PMSとは、Premenstrual Syndrome Syndromeの略称で、日本語では、月経前症候群、と呼ばれています。

 

女性特有の、生理予定日前の1週間〜3日くらい前になると、心身不安定になる症状のことを言います。
生理痛を感じる人の割合よりも、PMSを感じる人の割合の方が高いとも言われています。

 

ちょっとしたことで落ち込んだり、イライラして人にあたったり、すぐ怒ったり、感情的になって涙もろくなったり、集中力がなくて体もだるかったり、頭痛が出たりという症状が、毎月生理前になると現れ、生理が始まる(または終わる)と何ごともなかったかのように症状がおさまる人が多いのが特徴です。

 

この生理前の不快な症状は、女性なら大なり小なりあるものです。
中には自覚していない女性もいますが、自覚している人がほとんどで7割〜8割の女性が何らかの症状があるとみられています。

 

生理前の症状として多いのが、胸が張る、頭痛や下腹部痛がするともうすぐ生理が来る、と思いますよね。
でも、30代・40代の女性で仕事をバリバリやっていると、突然イライラしたり、ミスを連発したりしてしまうのは、家族や職場の人間関係などでストレスが溜まっているせいだ、と思うかもしれません。
これが自覚していない人もいる理由で、実は、これらの言動や症状はPMSの可能性があるというワケです。
また、PMSの症状の強さや種類には個人差が大きく、同じ人でもその時その時で出る症状が異なるということも自覚していない人が多い理由でしょう。

生理前の不快な症状が出る時期

生理前の不快な症状は、生理が始まる1週間前から出始め、2・3日前から生理開始までの間に最も強く出る人が多いです。
早い人は、排卵直後から出始める人もいるようです。

 

症状は、身体的・心理的なものが同時に複数現れる人が多いです。
なぜこんなにも体がだるくて眠たいのか?なぜすぐにイライラしてしまうのか?と、いつものように日常生活を送ることができなくなるので、理解できずに苦しんでいる女性は少なくありません。

 

でも、PMSは、出産のためになくてはならない重要な身体の働きの産物なのです。
その重要な働きが安定していることの現れでもあるので、決して悪いことではないのです。

 

そして、生理が始まってしばらくすると症状がウソのように消えていきます。

 

生理終了後から10日間ほどの間は、体も元気になり、肌や髪の調子も良く、ダイエットの効果も出やすい時期です。
女性にとって1か月のうちでもっとも幸せでポジティブな気持ちで過ごせる時ではないでしょうか。

 

生理前の症状が出やすい人の特徴

自分に当てはまると思うもの、または、人によく言われるものをチェックしてみて下さい。

 

  • まじめ
  • 几帳面
  • 律儀
  • 執着心が強い
  • 負けず嫌い
  • 完璧主義
  • 自分に厳しい
  • 依存が強い
  • 贅好品の量が多い
  • コンプレックスがある
  • 妄想癖がある
  • こだわりが強い
  • 我慢するタイプ
  • 普段はあまり感情を表に出さない
  • 生活リズムが不規則
  • なんとなくいつも体調が悪い
  • 自我が強い

 

どうでしたか?
チェックの数が多い人ほど、PMSの症状が出やすい人ということになります。

5個以上10個未満チェックがついた人→黄信号
10個以上チェックがついた人→赤信号

です。

 

また、これらの項目の中でも特に、贅好品の摂取量が多い人にPMSの傾向が強いという結果が出ているそう。
お酒、たばこ、コーヒー、間食の回数や量が多い人は、少し控えてみると生理前の症状が改善されるかもしれません。

 

それから、キレイ好き、神経質といった「几帳面」さのある人も、PMSであることが多いようです。

 

生理前の症状をやわらげるために今すぐできること

生理前の症状が出る時期は、生理が始まる約1週間前から2・3日に強く出る人が多いので、生理が始まる日がだいたい予測できれば、不快な症状に備えることができます
妊娠・出産を意識していない女性は、自分がいつ生理が始まるのか?ということを気にしていないかもしれません。

 

生理は約28日周期ですが、人によってこの周期はさまざま。
生理の周期が早い人もいれば、遅い人もいます。
約28日周期の人は、翌月に生理が来る日がほぼ分かると思うのですが、毎月生理の周期が不安定でバラバラという人は、翌月のいつに生理が来るか?想像しづらいですよね。

 

そんな方は、基礎体温を毎朝計って、自分の体のリズムを知ることから始めてみて下さい。

 

基礎体温は、妊娠したい人だけ計ると思っている人も多いと思いますが、そうではありません。
毎月の身体のサイクルを知り、子宮や卵巣の状態を知るために大切な情報です。

 

自分で排卵日の予測ができるようになれば、次にいつ生理が来るかもだいたい予測できるようになります。
そうすると、生理前の症状がいつくらいから出始めるのかも予測できるようになるので、PMNの症状が出始める1週間は、仕事が減らせるものは減らす、イライラしやすい時期だから気をつけよう、など自分の身体を向き合って日常生活を送ることができます。

 

生理前の症状をやわらげるために今すぐできること基礎体温の測り方